コスモスポーツ L10AエンジンO/Hレポート【第2回】
2010年11月22日
コンプレッションテスターを使用しリアローターハウジング内の圧縮を計ったところ6.0kg/cm2。
しかしこの情報はオイル上がりにより高い数値が出ていると思われます。
早速エンジンをおろすためドレンを外してエンジンオイルとクーラントを抜き取ります。
エキゾーストパイプを外す。
レーシングカーのような設計がされているコスモスポーツには標準でオイルクーラーが設定されていますのでそのパイプを外します。
ステアリングシャフトがエンジンルーム内を貫通しているため事前にシャフトを抜きます。
アクセルやクラッチのリンケージを取り外し、エアクリーナーケース等の補記類も取り外します。
マスターバックのエアホースを抜き、ラジエーターホースも取り外します。
クランクプーリーよりファンベルトを介して回るようになっているラジエーターファンを取り外します。
エンジンを持ち上げるときに邪魔になるスターターモーターを外し、エンジンマウントを緩めておきます。
トランスミッションの下にジャッキを入れミッションが落ちないように支えてエンジンを持ち上げる準備完了。
チェーンブロックを使用し慎重にエンジン本体を持ち上げます。
無事にL10Aエンジンがシャーシからおりました。
次回からエンジンO/Hに取りかかります。