コスモスポーツ L10AエンジンO/Hレポート【第6回】
2011年06月25日
取り外したリア側のローターハウジング。ダメージはフロント側より写真のリア側の方がひどかった。
内側の慴動面にはメッキの大きな溝があった。
プラグホールにクラック(前回 / 第5回 の画像のアップ)。プラグホールの左右方向にクラックが入っているのがわかる。オーバーホールに当たってはオーナーが手配した新品のロータハウジングとの
交換が必要になる。
フロント側のロータハウジングのプラグホールにもクラックが入っていた。こちらも新品と交換する。
取り外したサイドハウジングの状態。それぞれ慴動面に傷が付いてはいるが、深いものはなく、改めて研磨を行う程度で再利用できそうだ。画像はフロントのサイドハウジング。
インターミディエイトハウンジングのフロント側。
インターミディエイトハウンジングのリア側。
リアのサイドハウジング。コスモスポーツのL10A型エンジンは、当時、砂型を使ってアルミ合金を鍛造しており、ハウジングの外側にその面影が見て取れるのが興味深い。
おむすび型のロータ。カーボンの付着はあるが、問題なく再利用できる状態。ちなみに前回のオーバーホール時にS102サバンナ用のロータに交換されていた。 続きは次回に続きます・・・